なぁ、山本由伸選手のあのフォームってなんなんや?
けっこう独特やね。筆者調べてきたらしいよ
はい!ちゃんと調べてきました。
球界を代表する山本由伸選手のあんなことやこんなこt・・・ゴホン。
さぁ見ていきましょう。
- 山本由伸選手ってどんな選手か気になる
- 山本由伸選手のストレートや変化球がとにかく早い
- 山本由伸選手の練習法が他の選手と変わっている
本記事では「山本由伸選手の経歴やあのフォームに至るまでの練習法」を紹介します。
最後まで読むと彼はもちろん彼の所属しているオリックス・バファローズもファンになるくらい好きになります。
筆者紹介
ぐり(@gri_mny)
ピッチャー歴22年の僕が、日本を代表する山本由伸選手を徹底的に紹介します。
ワシが打てんほどなんか見極めてやるわ
…とりあえず、デッドボールくらっとき
山本由伸選手の経歴
オリックス・バファローズに所属する岡山県備前市出身のプロ野球選手。
高校時代から九州四天王と高い評価をされていました。
中学時代は内野手兼投手
今では球界を代表する投手ですが、中学時代はポジションがどうやら違ったそうですね!
中学~現在に至るまでのポジションを表にしました。
中学:東岡山ボーイズ | 高校:都城高校 | プロ:オリックス・バファローズ |
---|---|---|
二塁手・たまに投手 | 1年秋から投手 | 投手 |
中学時代、元々はたまに投げる程度で、コントロールはよかったみたいです。
人生を変えた高校時代
そこから高校1年の秋、本格的に投手に専念。
なんと2年の春には147キロを、夏には151キロを計測しました。
ほんな中学まで二塁手やったのに、、急成長やな!!
そのあとが凄かったんやって!
そうなんです!
151キロを計測した2年夏の決勝ではノーヒットノーラン達成、2年秋の大会では5回まで完全試合をするほどの実力をつけました。
3年最後の夏では3回戦で負けてしまいましたが、九州四天王と称された実力を引っさげてプロの世界へ行くことになります。
オリックス・バファローズへ
4巡目で入団した山本選手は開幕こそ2軍スタートしたものの、ファーム8試合の登板で2勝0敗、防御率0.27という圧倒的な成績を残します。
そして満を持して8月20日の対千葉ロッテマリーンズ戦(京セラドーム大阪)で先発として一軍公式戦へデビューしました。
勝ち負けはつかなかったが、自己最速の152キロを記録し5回を投げて1失点6奪三振と好投。
その後中10日でプロ初勝利を掴みました!!
2018年には怪我に悩まされりと色々しんどかったのですが、中継ぎでパ・リーグ歴代3位(10代では史上初)となる15登板試合連続ホールドポイントを記録したり、リーグ2位の36ホールドポイントを記録し大車輪の活躍でした。
翌2019年からは先発ローテーションの主軸が移籍したこともあり、先発へと戻ります。
同年日本代表に選ばれ、中継ぎとして出場。
着実に実力をつけ、記録を多く残しています。
2020年では1試合を通じて4与死球(球団史上最多タイ記録)、8月25日の対ソフトバンク戦(福岡PayPayドーム)にて1回から3回まで三振を奪い、日本人投手では最長となる25イニング連続奪三振とした。
また、9月15日の対楽天戦(ほっともっとフィールド神戸)の3回表から10月13日の対ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)2回表まで31イニング連続無失点を記録。
上半身のコンディション不良でシーズン最終盤に戦線を離脱したものの、シーズン全体では一軍公式戦試合の登板で、自己最多タイの8勝(4敗)、千賀滉大選手(ソフトバンク)に次いでリーグ2位の防御率2.20を記録。
さらに、リーグ最多の149奪三振で、千賀と揃ってリーグ最多奪三振のタイトルを獲得しています。
ホンマ記録づくめやな!
1年目から大活躍やね♪
山本由伸選手の成績や持ち球
ではオリックス入団からの成績を見ていきましょう。
山本由伸選手の成績
現在までの成績はこのようになっています。
驚くべきは1年目をのぞいて2点台の防御率ですね。
2019年は驚異の1.95。(この年最優秀防御率獲得)
打線の援護がもう少しほしい。。
2018年のホールドポイントも素晴らしいです。
今回の東京オリンピックでは先発と中継ぎの両方を見れるのでしょうか?
すでにワクワクが止まりません。
山本由伸選手の持ち球
さぁ持ち球ですが、主に球種と球速をpickupしていきましょう♪
数字で見ると球速がエグいな
はっやいね!!僕のストレートは山本選手のカーブと一緒だ
それならジャベリックスローやってみぃ
ジャベリックスロー???
気になります?ジャベリックスロー。。
山本由伸選手の投げ方の要因になっている部分です!
どのように使うのでしょう?
気になる方はつぎ必見です。
山本由伸選手の練習法
では山本由伸選手の練習法を見てみましょう。
聞きなれない練習法がもりだくさんです。
ジャベリックスローとは
やり投と同じく最大投擲距離を競うものであるが、投擲物として、より短く軽い羽根付きのターボジャブを用いる。
ボール投げとは異なり穂先に真っすぐ力を加えないと遠くに飛ばず、野球のボールやソフトボールよりもターボジャブは重いため、ボールの遠投の感覚で投げると肘や肩のけがの恐れがある
引用元:Wikipedia
何やら遠投と同じ感覚だとケガの恐れがあるそうですね。。。
それだけ聞くと危なそうな印象を持ちます。
山本選手は『全身を使わないといけないので肘関節の負担を軽減するために、あえて肘を使わない投げ方の感覚をつかめるようにしている』という観点から取り入れているそうです。
野球を経験されたことのある方なら一度は「肘を使って投げろ」と聞いたことがありませんか?
セオリーだと肘を先行させることでキレのあるボール、ノビのあるストレートを投げることが出来るとされてきました。
なので肘を使わないという考えは賛否両論あるかと思います。
必ずしもこれが正解というわけではないので、教えたりする際には強要してはいけませんね。
ウェイトをしない
なにやらまた気になるワードが出てきましたね。
メジャーでは筋肉隆々な選手が多いです。
最近ではウェイトトレーニングを積極的にこなす選手も多いなか、山本由伸選手はしないのです。
ではどんなトレーニングをしているのでしょうか?
それはあまり聞いたことがないBCエクササイズです。
BCエクササイズ?新しいダイエット?
はい、すこしふざけました。
山本由伸選手が行っているBCエクササイズとはいったいどのようなトレーニングなのか見ていきましょう。
BCエクササイズは自律神経の調整スキルの向上として体内バランスを整えることとされています。
動画を見る限りブリッジや倒立など、全身を使ったストレッチが多いですね!
まとめ|プロ野球界の概念を変えた山本由伸に期待
前途したように、山本由伸選手はこれまでのプロ野球選手とは違う観点をもっているようです。
本人も肘を使わないようにしているとありますが、いざ重心が前に移動する際には上体にしなやかさが生まれ、とてもケガに繋がる動きに感じられません。
先日の交流戦での活躍を見ましたがメンタル的にも肝が据わっていて見ていて応援したくなる選手でした。
本格派でメンタルも強いのはさすがエースっちゅう感じよな
うん!これぞプロ野球選手って感じやね
これからもケガには気を付けていただいて、近い将来160キロが球場のスコアボードに表示されるのを楽しみにしましょう!
プロ野球界の固定概念を変えた山本由伸選手のこれからの活躍を期待してます!!
ではまた。